準備日記vol.3 by プレゼン準備PC・高田湧太郎
11/06/2011 04:52こんにちは。学生団体S.A.L.の高田湧太郎です。
日差しが日に日に強くなり、すっかり初夏になりました。
LIVE&PIECE 3rdを来週に控え、いよいよ準備も大詰めです。
汗をかきながらライブの準備に勤しんでいる今日この頃。
3/11、まだ東北に雪化粧が残っていたあの日から3ヶ月ほどが経ちました。
さて、皆さんはご存知だったでしょうか。
日本はこの東北大震災を受けて、いま世界一の被支援国にあるという事実を。
日本への支援を表明してくれた国のひとつにモルディヴがあります。
モルディヴはインド洋の南西に浮かぶちいさな島国です。
主要産業のひとつが漁業。特にマグロは最大輸出品目です。
これはツナ缶という形で私たちの食卓に届けられます。
モルディヴにとって貴重な外貨獲得元のツナ缶。
モルディヴは今回、東北の被災地へ、このツナ缶約70万個の寄付を表明しました。
しかもただのツナ缶ではありません。
「東北の被災者たちはきっといま缶切りを持っていないだろう」
缶切りなしでも明けられるプルトップ缶を採用した”日本特別仕様”のツナ缶です。
なぜそんなことを?
みなさんも疑問に思うのではないでしょうか。
実は、モルディヴは日本に大きな恩があったというのです。
2004年のスマトラ沖大地震のとき、大津波がインド洋の島々を襲いました。
モルディブだってインド洋に浮かぶ島。当然、津波の危機にさらされました。
しかし、そのとき首都を囲む堤防が国を守ったのです。
その堤防こそ、日本のODA(政府開発援助)によって建造されたものに他ならな
かったのです。
そして今回、大津波の被害を受けた日本。
そしてそんなときに手を差し伸べてくれた国のひとつが、あのモルディヴだった
のです。
いえ、モルディヴだけではありません。
東ティモールは日本の1年間のODA拠出金を上回るほどの寄付金を送金してくれま
した。
モンゴルは国家公務員全員の給料1日分を寄付に回してくれました。
それだけじゃない。日本がこれまで支援してきた様々な国から支援がありました。
思い遣りと感謝の応酬。
この鎖が世界へ広がり、ずっとずっと続いてゆけば、世界はきっと平和になるん
だなと思います。
そして僕たちもこの度、来る6/17のライブを通して、また新たな鎖の1ピースを
生み出したいと思っています。
「カンボジアにアートという選択肢を」
これが新しい鎖のタイトルです。
みなさん、6/17は是非僕達のライブへいらっしゃってください!
お待ちしております。
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